マンデルブログ

主にPythonのことを書いていきます。

OISTのAdmissions Workshop (AWS)に行ってきました!②

続きです。

2日目

この日はいよいよ面接です。
朝食はOISTのレストランで取るため、朝8時前にシーサイドハウスからOISTに移動しました。
70%くらいの人が、スーツもしくはワイシャツを着ていました。自分を含めスーツでない人も基本襟付きのシャツを着ていましたが、中にはTシャツ短パンという猛者も。
沖縄出身のHくんはかりゆしウェアを着ていました。僕もそうすればよかったな。
朝食は2種類のパン、オートミール、ヨーグルト、クッキーなどから自由に取る形式。飲み物はコーヒーとミルク、グァバジュースがありました。
みんなやはり緊張しているような感じでした。

朝食後はグリーンルームに集合して、軽く面接に向けて説明がありました。
面接は各教員の居室で行われるため、OISTのあちこちで行われます。時間が近づくとグリーンルームから面接がある棟まで連れっていってもらえますが、自分で向かっても大丈夫でした。
OISTには各階ごとにランチを食べたり、ソファーでダラダラできるようなスペースがあります。だいたいそこに他の受験生やスタッフの人がいて、面接が始まるまでそこで待つことになります。僕はありませんでしたが、ZoomというSkypeみたいなテレビ電話を使って面接をした人もいたようです。

この日の午前中の面接は1つだけ。その先生は自分の部屋ではしたくなかったのか、会議室で面接しました。
研究内容をわかりやすく説明するためにスライドにまとめていったのですが、スライドを使わないでって言われてかなり焦りました。
なんとか板書で説明したんですが、僕の英語力の問題もあってあんまり噛み合わない感じでした。ただ結果の数式を書いたら、あはーこういうことかびゅーてぃふぉー的な感じで結論まで言われてめっちゃ感動。天才ってこういうことか。

面接がない時間は基本的にフリータイムです。JCとなんか話したり、スマホでニュース見たり、スライドを直したりしてた気がします。
昼食はレストランのビュッフェです。僕はこのビュッフェのメニューが結構好きでたまに利用してます。JC、Hくん、OSさんと一緒に食べたんだったかな。OSさんはライオンみたいな髪型でゆっくりとした関西弁を話す優しい人でした。修士取得後社会人として働いてるけどPh.D.を取りたくなってOISTを受けたそうです。
この頃には仲良しメンバーが固まってきた感じがしました。やっぱり同じ国もしくは近い国の人同士で固まってる傾向はありました。

午後は2つ面接がありました。2人目の先生はすごい身長が高くて優しく相槌を打ちながら聞いてくれました。今回はちゃんとスライドを使えましたが、やっぱり英語はめちゃくちゃになっていたと思います。最後に質問があるか聞かれたので、僕の英語どう?って聞いたら、まあまあだけどもっと勉強しなきゃねって言われました。
3人目の先生は日本人のおじいちゃんでした。日本人同士は日本語でもいいらしく(日本人同士でも英語で話す先生もいるらしいが)すごいゆるい感じでリラックスして話すことができました。ほぼ雑談って感じで、R大の先生この間来てたよーとかそっちの何々先生元気?みたいな話をしてました。

その後は共有の設備について説明を3つのグループに分かれて聞きました。面接で疲れてたのであんまり内容は覚えていません。両隣にいた中国の人が僕を挟んでめっちゃひそひそ話をしてたのが記憶に残っています。
次はお楽しみのハウジングツアーです。OISTのキャンパス内にはドミトリーがあって、1年生の間は必ず住まないと行けません。なかなか寮の部屋の中まで見る機会はないのでずっと楽しみにしてました。2人部屋、3人部屋、1人部屋の順で案内してもらいましたが、どのタイプも思ったより広めかつきれいでした。個室には勉強机、大きめの本棚、大きめのクローゼットがついてました。見た部屋は全部家具家電が付きでしたが、家電がついているかは部屋によるらしいです。電気ガス水道は部屋ごとに契約して人数で割るそうです。

ツアー後はディナー。この日のメニューには羊肉が出てました。近くに日本人っぽい学生の人いるなと思ってたら、①で紹介したブログを書いたすだちさんでした。
この日のディナーでは、すだちさん含め日本人の学生とたくさん話すことができて楽しかったです。

3日目

この日はOISTTシャツデー。みんなOISTロゴ入りの赤いTシャツを着ます。
AWS最終日ですが、午前中は面接があります。最後の面接も日本人だったのでだいぶ気楽でした。この先生には自分の研究の話よりもOISTで何がしたいのかについて聞かれました。僕がバイトしてるユニットの人と仲がいいそうで、今度一緒にご飯でも行こうよって言われました。

面接がすべて終わるとバスツアーに出発です。バスではJCが隣だったので、今からどこいくんだとかいろいろ話しました。御菓子御殿って英語で説明するの難しいよね。Restraint and sweets factory and .. shop...?? みたいにしか言えなかった。お土産屋ってなんていうの?

お昼は恩納村の御菓子御殿のレストランで食べました。なんていうか、すごい修学旅行を思い出しました。これはなんだこれはなんだってめっちゃ聞かれたんですけど、日本語でも説明できないメニューがあって困りました。

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ご馳走。

食事が終わると1階のお土産屋さんで買い物タイムです。沖縄県民ってことで色んな人におすすめのお土産を聞かれたんですが、とりあえず紅芋タルトとちんすこうを勧めておきました。
このあと、おんなの駅、タバタ(品揃えが謎にいいホームセンター?)&サンエー(沖縄で最強シェアを誇るスーパー)を回りました。雨がひどかったため万座毛はスキップ。サンエーでドイツの人がなぜかみりんを3本も買っていて面白かったです。一方Hくんは「夜は飲み会だろ!!」ってオリオンビールを購入していました。

OISTに帰るとTea Timeに参加しました。OISTでは毎週木曜の4時半くらいからTea Timeと言って、みんなでお茶しよーぜみたいなイベントがあります。受験生が全員参加しているのですごい人口密度でした。そして暑かった。色んな人と話すチャンスでしたが、バスツアーで疲れていることもありほとんどJCと端っこでだべっていました。

ディナーまではフリータイムですが、話が盛り上がっている人たちはそのまま話し続けていました。
最終日のディナーはSuShi!!。結構お高めのお寿司でした。めっちゃ美味しかったです。生魚苦手なJCはお寿司初チャレンジって言ってました。
最後ってこともあり、だいぶみんなかなりリラックスした雰囲気でした。

ディナー後はシーサイドハウスにバスで帰りました。OISTから坂を下って突き当りを右に曲がると3分程度で到着です。しかし、この日のバスはなぜか突き当りを左に。。。あれ?どこいくの?みたいな空気になりますが、もう一つの宿泊施設によるのかもとみんなしばらく様子を見ます。しかしバスはひたすら直進。前の方に座っていた女の子が運転手さんに話を聞くと、シーサイドハウスに向かっているとのこと。半分くらいの人は疲れて眠っていました。仲泊の交差点で左折。このまま直進していくとOISTの前まで戻れます。これで一安心だと思っていると、なんとOIST前の交差点を直進(左折すれば近い)。しかし、次の交差点で左折すればシーサイドハウスに行けます。だけど、あれ?そこをスルーしてその次で左折しました。このままだとシーサイドハウスから離れるだけなので、日本人のOさんと運転手さんのところへ行くと完全に迷っている様子。万座毛に行ったところでとりあえずバスを止めてもらいました。僕がそのへんの道を少し知っていたので道案内を買って出ました。そのままUターンしてもらって、無事正しい道に復帰。運転手さんはめっちゃ謝ってくれたんですが、Oさんは「全然気にしないでください。万座毛今日行けなかったんで思い出になりましたよ」と優しく慰めていました。そんな感じでなんとかシーサイドハウスにたどり着きました。OIST出発してから30分くらいかかっただろうか。

部屋に戻ると同部屋のKさんはすでに自分の家に帰っていました。そういえば今日の夜、車で帰るけどお前も帰るか?って聞かれてたんだった。3日間のお礼が言いたかったんですが、そのうちOISTで会えるでしょう。

シーサイドハウスでHくんを探していると、出かけるOさんに遭遇。OIST近くのバーに飲みに行くところでした。なんでもOISTの学生はよく利用してるらしい。
雨も降ってたし、Hくんがビール買っちゃってたので僕はシーサイドハウスで飲むことにしました。Hくんに会うと、バー組と鉢合わせしないようにとりあえず2人で乾杯。頃合いを見計らってJCとか数名を誘いロビーに行きました。ロビーの自販機でポテチを購入しておつまみに。お菓子の自販機ではちょっとお高めのポテチが120円で買えます(多分コンビニで買うと170円位のやつ)。5〜6名でテレビを見ながらくだらない話をしてました。なぜか知らないですが、アルコールが入ると英語喋れるようになるんですよね。なんか躊躇しなくなるんですかね。ビール代はみんなで割り勘する予定でしたが、OSさんがおごってくれました。ごちそうさまでした。

23時過ぎくらいにバー組が戻ってくるとそのまま合流。12〜3名に。トランプをしたりおしゃべりをしたり思い思いにすごしてました。12時ごろ流石に眠くなってきたので、部屋に戻りました。トランプしてた人たちは1時半まで遊んでたらしい。
JCと一緒に戻って、またOISTで会おうぜって言って別れました。フィリピン人の友達ができるなんて今まで思いもしなかった。

同部屋のKさんが帰っているのでこの夜は静かでした。この3日間のことをゆっくり思い出しながら寝ました。

4日目

といってもこの日は帰るだけです。那覇空港に向かうバスが9時にでます。そのバスで間に合わないような早い便であればタクシーを出してくれるそうです。僕がロビーに行ったときには、OSさんはすでに出発していました。僕はOISTに戻ってそこから石川ICに行くので、みんなとは別です。ロビー出会えたHくん、Oさん、JCに別れを告げてOISTへ向かいました。

終わり。

すごい無駄なこと書いてる気がするし、大事なこと書いてない気もする。
最後に今回のAWSを通して思ったことを書きます。

  • 英語意外に喋れる。

初対面&多国籍&みんな研究してるという状況だとだいたい話す内容は限られてきます。ほとんどはまず出身を聞いて、次に研究分野を聞いて、近い分野だったら掘り下げてって感じでした。もっと英語が話せたらもう少し盛り上がるんでしょうけど。僕が喋った内容8割くらい「I'm from Okinawa」だった気がします。あとは相槌。
面接が始まると、面接どうだった?って話ができるのでだいぶ話題探しは楽になりました。

  • 英語全然聞き取れない。

受験生もOISTにいる人も色んな国から来てるので、みんないろんなアクセントで話します。僕はリスニング力が無いので、だいたい1回では聞き取れません。でもソーリー?って言っとけばゆっくり言い直してくれるので、なんとか会話になりました。

  • みんな超フレンドリー

OISTの人はもちろん優しいんですが、受験生同士もライバルという感じは全く無く、ほんとにすぐみんな仲良くなっていました。ちょっと後悔したのは、自己紹介モードの1日目にもっと積極的に色んな人に話しかけたほうが良かったということ。1日目に顔見知り程度にでもなっておけば、2日目以降は面接どうだった?とかバスツアーとかでだいぶ話しやすくなるので、もっと友達ができたかもしれません。



深夜までダラダラ書くもんじゃないな。
なんで僕がOISTを受けたのか、どんな感じで準備したのか、次の記事でまとめようと思います。